この記事の要点
こんにちは。都内のリラクゼーションサロンで店長として5年・延べ15,000人のお客様の施術を担当した後、独立してプライベートサロンを10年運営しているSuzukiです。「痛い」というキーワードでこの記事にたどり着かれた方は、おそらく初回施術で予想外の痛みを感じられたか、これから初めてタイ古式を受けるにあたって不安を持たれているかのどちらかだと思います。
結論からお伝えします。タイ古式マッサージは適切に行われれば、強い痛みを我慢しなければならない施術ではありません。しかし業界に統一の認証制度がないため、サロンによって施術スタイルが大きく異なり、「痛い」と感じる原因も一様ではないのが実情です。本記事では、リラクゼーション業界の現場経験から、痛みの原因を5タイプに分けて整理し、施術師への伝え方、そして施術後の一時的な反応と注意すべきサインの見分け方まで、立場で順を追って解説していきます。
本記事の免責:本記事はリラクゼーション業界での確認情報を整理した一般情報です。個別の症状・痛みの原因については、業界自主基準に従い、整形外科をはじめとする医療機関でのご相談を優先してください。本記事は医療行為の代替を目的とするものではありません。
はじめに:「痛い」の正体は5タイプに分かれる
15,000人の施術を担当してきた中で、「施術中に痛い」「施術後に体が痛い」というご相談を受けた回数は数え切れません。最初の頃は私自身、「痛い=強すぎた」と一律に判断していたのですが、5年・10年と現場を続けるうちに、痛みの原因はおおむね5タイプに分かれることが見えてきました。
この5タイプを混同すると、お客様も施術師も対処を間違えます。たとえば「鋭い刺すような痛み」を「ほぐれている証拠」と勘違いして我慢を続けると、揉み返しのリスクが高まります。一方で「深部に響くジーンとした感覚」を「痛い」と表現してすべて弱圧に切り替えると、施術として物足りない結果になります。
つまり、「痛い」という一語をどう分解し、施術師にどう伝え、自分の体調にどうフィードバックするか。ここを整理することが、安全で満足度の高い施術への近道だと、私のサロンで見てきた範囲では考えています。
厚生労働省「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」の解説資料では、いわゆるリラクゼーション業は法律上の医業類似行為とは区別され、医療行為ではないと整理されています。そのため、施術中の不調・施術後の不調の判断は最終的に医療従事者の判断が必要であることが、業界自主基準としても繰り返し示されています(2026年6月時点、e-Gov 法令検索および厚生労働省公開資料より確認)。
タイ古式マッサージで「痛い」と感じる5タイプ
サロン経営10年で蓄積してきた相談ケースを整理すると、「痛い」と表現される感覚は次の5タイプに分類できます。
タイプ1:刺すような鋭い痛み(神経・骨に近い領域の圧)
関節部・骨突起・神経が浅く走っている部位に強い圧がかかると、「ピリッ」「ズキッ」とした鋭い痛みが出ることがあります。タイ古式の施術では、手のひらや拳、肘、足を使った圧迫を全身に加えるため、骨の位置や神経の走行を知らない施術師が圧を入れると、このタイプの痛みが起こりやすくなります。
このタイプの痛みは「ほぐれる感覚」とは別物です。我慢して受け続けると、神経痛様の不快感が翌日まで残るケースを私のサロンでも複数見てきました。施術中に出た時点で、すぐに施術師に伝えるのが原則です。
タイプ2:深部にジーンと響く重い感覚(深層筋への圧)
こちらは「痛い」と表現されることが多いものの、本来は「効いている感覚」に近い分類です。深層の筋肉(殿筋・肩甲下筋・腰方形筋など)に圧をかけたときに、ジーンとした重い圧痛が出ることがあります。
業界経験のあるセラピストはこの感覚を「快適痛」と呼ぶことがあり、心地よさと痛みの境界線上にある反応とされています。お客様の体感としては「気持ちいい痛さ」「ちょっと痛いけど続けてほしい」と表現されることが多く、深層筋の張り感を実感されている方ほど、このタイプを「効いている」と感じやすい傾向があります。
ただし、この感覚も体調次第で「ただ痛いだけ」に変わります。睡眠不足や強いストレス状態の日には、同じ圧でも「快適痛」が「不快な痛み」に転じやすいため、当日の体調共有が重要です。
タイプ3:ストレッチ時の関節の引き伸ばし感
タイ古式マッサージは指圧・揉みだけでなく、ヨガに近いストレッチが施術の大きな比重を占めます。股関節・肩関節・脊柱の伸展ストレッチをかけたときに、関節の可動域の限界に近づくと「ピーン」とした引き伸ばし感が出ます。
これも本来の施術範囲内の感覚ですが、可動域には個人差が大きく、無理に伸ばすと関節周辺の炎症リスクがあります。私のサロンでお客様の可動域を見てきた範囲では、年齢・運動歴・骨格でストレッチ可能範囲は大きく異なり、一律のフォームで施術するのは適切ではないと考えています。
タイプ4:心地よさの限界を超えた強圧
これがいわゆる「強もみ」による痛みです。お客様自身が「強めでお願いします」と希望されたケース、または施術師が「強さで効果を出そうとする」スタイルで施術しているケースで起こります。
15,000人の施術を担当してきて確信しているのは、強圧と満足度は比例しないということです。むしろ強圧で施術を受けた直後は「効いた感」がありますが、翌日・翌々日にかけて揉み返しが出る確率が業界全体としても高いとされています。
タイプ5:既往症・体調由来の痛み
椎間板の問題・神経根の圧迫・関節炎・原因不明の急性痛など、施術前から潜在的に存在していた体の問題が、施術によって表面化するパターンです。これは施術の責任ではなく、本来は施術前の問診で把握すべき要素ですが、お客様ご自身も自覚していない潜在的な不調が含まれるため、完全には事前回避できないのが実情です。
このタイプは医療機関の領域です。業界自主基準として、施術中に強い痛みが出た場合は施術を中断し、症状によっては医療機関の受診をおすすめする運用が、複数の業界団体ガイドラインで共有されています。
タイ古式の「痛い」を施術師に伝える4つのフレーズ
ここからが本記事の中心情報です。15,000人の施術を担当してきた中で、「痛いと言いづらかった」「うまく伝えられなくて我慢してしまった」というご相談を本当に多く受けてきました。実は痛みの伝え方には型があり、業界経験のあるセラピストであればすぐに圧と角度を調整できる4つのフレーズが存在します。
フレーズ1:「刺すような痛みがあります」→ 神経・骨領域の回避サイン
「ピリッ」「ズキッ」「電気が走るような」という表現は、業界用語で「神経痛様症状」の典型として理解されています。このフレーズを使うと、施術師は即座に圧を緩め、神経走行を避けた施術に切り替えます。我慢の表現(「あ、ちょっと大丈夫です」)ではなく、痛みの種類を伝えることが重要です。
フレーズ2:「深部に響く感覚が強すぎます」→ 深層筋圧の段階調整サイン
タイプ2の「快適痛」が強すぎるときに使います。深層筋への圧を弱めるか、圧の入れ方を「点」から「面」に変える調整を施術師が行います。「弱くしてください」だけだと表面的に弱圧にされるだけですが、「深部に響く感覚が強すぎる」と伝えると、深層へのアプローチ自体を段階的に調整してくれます。
フレーズ3:「ストレッチがこれ以上は無理です」→ 関節可動域の限界サイン
タイ古式特有のストレッチが入った時、可動域の限界を超えそうな感覚が出たら即座に伝えるべきフレーズです。「ストレッチがきついです」だと曖昧で、施術師は「もう少し続けられる」と判断する可能性があります。「これ以上は無理」と明確に伝えることで、施術師はストレッチを途中で切り上げ、別のアプローチに切り替えます。
フレーズ4:「心地よさの限界を超えました」→ 強圧の調整サイン
強圧施術中に使うフレーズです。「痛いです」だと、施術師によっては「効いている証拠」と解釈されてさらに強くされるリスクがあります。「心地よさの限界を超えた」と伝えることで、お客様の主観的な快適レンジを超えていることが施術師に明確に伝わり、強さの基準が再設定されます。
消費者庁・国民生活センターの公開資料では、リラクゼーション・整体・カイロプラクティック等の施術中・施術後の不調に関する消費者相談が継続的に寄せられており、施術中の体調変化を施術師に伝える重要性が消費者向け注意喚起として継続発信されていることが整理されています(2026年6月時点、独立行政法人国民生活センター公開資料より確認)。
施術後の「痛い」:一時的な反応と注意すべきサインの見分け方
施術中の痛みと並んで多いのが、施術後の不調のご相談です。「翌日体が痛い」「だるい」「軽くしびれる」というご報告に対して、私のサロンでは時間軸と症状種別で次のように整理しています。
当日〜数時間後:循環変動による一時的な反応
施術直後から数時間にかけて、循環の変動による眠気・軽いだるさ・軽い口渇感を実感されるお客様は一定数いらっしゃいます。これは業界では「施術後の一時的な反応」として整理されており、通常は数時間〜半日で落ち着く範囲のものです。十分な水分補給と軽めの食事、激しい運動とアルコールの控えで、おおむね翌朝までに回復するパターンが多く見られています。
翌日〜2日後:軽い筋肉のこわばり(許容範囲内のパターン)
普段使っていない深層筋に圧やストレッチが入った後、軽度の筋肉痛様のこわばりが翌日〜2日後に出ることがあります。これは運動後の筋肉痛と似た反応で、軽いストレッチ・温浴・十分な睡眠で改善傾向に向かうパターンが、私のサロンで見てきた範囲では多数を占めます。
3日以上続く強い痛み・しびれ・皮下出血:揉み返しまたは別の要因の可能性
ここからは慎重に扱う領域です。3日以上続く強い痛み・しびれ・腕や脚の感覚低下・明らかな皮下出血が出た場合、業界の共通認識として次のいずれかの可能性が想定されます。
- 強圧によって筋繊維に過剰なダメージが入った(揉み返し)
- もともと潜在的にあった整形外科的問題(神経根症状・椎間板の問題等)が施術を契機に表面化した
- 施術と無関係なタイミングで別の不調が同時発生した
どのパターンに該当するかは、施術師・サロンでは判断できません。業界自主基準として、整形外科・神経内科・主治医など、医療従事者への相談を優先することが推奨されています。
日本整形外科学会の公開資料では、しびれ・力が入らない感覚・足の感覚低下・歩行時の違和感などの神経症状について、自己判断せず整形外科専門医の受診が推奨されており、原因疾患の鑑別が必要であることが繰り返し発信されています(2026年6月時点、公益社団法人日本整形外科学会公開資料より確認)。
15,000人を確認して見えた「痛がる方」の3つの共通点
サロン現場での確認情報として、業界経験者だからこそ整理できる視点をお伝えします。15,000人を施術してきた中で、施術中・施術後に「痛い」というご相談が多かったお客様には、おおむね3つの共通点がありました。これは医学的根拠ではなく現場経験に基づく傾向ですが、ご自身の体調管理の参考材料として整理します。
共通点1:施術前24時間以内の睡眠不足
来店前日の睡眠時間が4時間以下だったお客様は、同じ圧・同じ施術内容でも「痛い」と感じる頻度が体感として高かったと記録しています。これは筋肉の回復が追いついていない状態で、同じ刺激が痛みとして知覚されやすいためと業界では理解されています。
共通点2:来店30分以内の食事またはアルコール摂取
満腹状態またはアルコール摂取後の施術は、循環変動が強く出やすく、施術中のだるさや施術後の頭痛のご相談につながりやすい傾向が見えました。私のサロンでは予約時に「来店2〜3時間前までに食事を済ませてください」「当日のアルコールはお控えください」とご案内している背景がここにあります。
共通点3:強さで効果を出そうとするセルフ依存傾向
「強くしてもらわないと効いた気がしない」というお客様は、揉み返しのご相談につながる確率が体感として高かったと感じています。強圧の施術後にすぐに次回予約を入れるサイクルになりやすく、結果的に筋肉のダメージが蓄積するパターンを複数見てきました。これは強圧サロンに通う方の業界全体の傾向としても指摘されています。
こんな症状が出たら:医療機関相談の目安
本記事はリラクゼーション業界での確認情報を整理したものであり、医療行為の判断材料にはなりません。次のような症状が施術中・施術後に出た場合は、業界自主基準として医療機関への受診を優先することが推奨されています。
| 症状 | 推奨受診先(業界自主基準) |
|---|---|
| しびれ・腕や脚の感覚低下・力が入らない | 整形外科・神経内科 |
| 原因不明の急性痛・3日以上続く強い痛み | 整形外科または主治医 |
| 明らかな皮下出血・腫れ | 整形外科・皮膚科 |
| 発熱・倦怠感の強い持続 | 内科・主治医 |
| めまい・吐き気・血圧変動の自覚 | 内科・循環器内科 |
個別の症状判断は医療機関で行う必要があり、当サイトでは可否判断や診断は一切行いません。妊娠中・術後・循環器疾患・骨粗鬆症などの既往歴をお持ちの方は、施術前に主治医にご相談のうえ、サロン側にも事前にお伝えいただくのが業界自主基準に沿った進め方となります。
厚生労働省 e-ヘルスネットの公開資料では、運動や身体活動に関連する不調については自己判断を避け、医療機関の受診が推奨されていることが整理されています。また厚生労働省「医業類似行為に対する取扱いについて」通知では、施術業に関する法的枠組みと医療行為との区別が明示されており、業界従事者は医療行為の判断を行わないことが原則とされています(2026年6月時点、厚生労働省公開資料より確認)。
サロン側ができる「痛みを出さない」事前対策
消費者の立場として知っておいていただきたい、サロン側の事前対策の標準を整理します。これらが揃っているサロンは、施術中・施術後の不調リスクを下げる仕組みを持っていると考えられます。
対策1:施術前カウンセリング10分以上の確保
当日の体調・既往歴・服薬状況・痛みのある部位・睡眠状況の聞き取りを、施術前に10分以上かけて行うサロンは、リスク管理の意識が高いと評価できます。私のサロンでは新規のお客様には15〜20分のカウンセリングを必ず設定しており、これが「痛みのご相談」を減らす最大の予防策だと考えています。
対策2:圧の段階確認の標準化
施術開始から5分以内に「圧の強さはいかがですか」と必ず確認するサロンは、お客様の体感に合わせた圧調整ができる体制を持っていると言えます。標準化されていない場合、施術師の経験量に依存するため、サロンによって品質差が出やすくなります。
対策3:施術後アフターケアシートの提供
施術後に「水分補給を1L以上」「激しい運動と入浴は2時間空ける」「アルコールは控えめに」「3日以内の不調はサロンにご相談を」といった具体的アドバイスを書面で渡すサロンは、施術後の体調変化に責任を持つ姿勢の表れです。書面で渡さなくとも、口頭で具体的にアドバイスがあるかが見極めポイントになります。
WHO(世界保健機関)の Traditional Medicine Strategy 2014-2023 では、伝統療法・補完療法を提供する事業者の自己規範と消費者保護の重要性が示されており、利用者への事前説明と施術後フォローを含むサービス品質確保が国際的な指針として整理されています(2026年6月時点、WHO公開資料より確認)。
痛みを抑えて満足度を上げる施術前後の過ごし方
15,000人の施術を担当してきた中で整理した、痛みを抑えて施術満足度を上げる過ごし方を、施術前・施術中・施術後の3段階でお伝えします。
施術前
- 前日の睡眠を6時間以上確保する
- 来店2〜3時間前までに軽めの食事を済ませる
- 当日のアルコール摂取を控える
- カウンセリングで「弱め」「中」「強め」の希望を最初に共有する
- 既往歴・服薬・気になる部位を遠慮なく伝える
施術中
- 痛みの種類を4つのフレーズで使い分けて伝える
- 呼吸を止めない(ストレッチ時の引き伸ばし感が緩和されやすい)
- 「これくらい大丈夫」と無理しない(揉み返しのリスクが下がる)
- 違和感が出たら即座に伝える
施術後
- 常温水〜白湯を1L以上を目安に補給する
- 2時間は熱い入浴と激しい運動を避ける
- 当日のアルコールは控える、または翌日に回す
- 翌日以降に強い不調が出た場合はサロンへ相談、症状によっては医療機関へ
まとめ:「痛い」を分解して伝えることが、安全な施術への最短ルート
15,000人を施術し、10年プライベートサロンを運営してきた立場として確信していることをお伝えします。タイ古式マッサージの「痛い」は、原因によって5タイプに分かれ、それぞれ伝え方も対処も異なります。「痛いほうが効く」という業界に残る誤解を捨てて、痛みの種類を4つのフレーズで分けて伝えることが、安全で満足度の高い施術への最短ルートだと、私のサロンで見てきた範囲では考えています。
そして大前提として、リラクゼーション業は医療行為ではありません。施術前から潜在的な体の不調がある場合、3日以上続く強い痛み・しびれが出た場合、原因がわからない急性痛がある場合は、業界自主基準として医療機関への受診を優先してください。個別の症状判断は、医療従事者でなければできない領域です。
本記事が、これからタイ古式を受けられる方、すでに「痛い」と感じてご不安な方の判断材料として、少しでも役立てば幸いです。サロン選びの段階で、カウンセリング体制・圧の段階確認・アフターケアの3つが整っているお店を選ばれることが、「痛い」体験を減らす最大の予防策になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. タイ古式マッサージは「痛いほうが効く」と聞きました。本当ですか?
サロン経営10年・延べ15,000人の施術を担当した経験から申し上げると、痛みの強さと実感されるリラックス度は必ずしも比例しません。むしろ強い痛みを伴った施術後に揉み返しの相談を受けるケースが多く、業界自主基準でも「心地よさを超える痛みは施術師に伝える」ことが推奨されています。当日の体調・痛みの種類で適切な圧は変わるため、施術前の体調共有が重要です。
Q2. 施術中に痛いと言うのは申し訳ない気がします。どう伝えればよいですか?
「もう少し弱くしてください」よりも、痛みの種類を分けて伝えると施術師が圧と角度を調整しやすくなります。記事中で紹介した4分類(刺すような鋭い痛み/深部に響く重い感覚/ストレッチの限界感/心地よさの限界超え)を使うと、業界経験のあるセラピストであれば即座に施術内容を調整できます。
Q3. 施術後に体が痛い・だるい場合は失敗ですか?
一概に失敗とは言えません。施術後数時間〜翌日にかけて、循環の変動による一時的なだるさ・眠気・軽い筋肉のこわばりを実感されるお客様は一定数いらっしゃいます。ただし2〜3日以上続く強い痛み・皮下出血・しびれが出た場合は、揉み返しまたは施術が体調と合わなかった可能性があり、サロンへの相談および症状次第で医療機関の受診をおすすめしています。
Q4. 腰痛や肩こりが強い日にタイ古式を受けても大丈夫ですか?
個別の症状判断は医療機関で行う必要がありますが、業界自主基準では「鋭い痛み・しびれ・発熱・原因不明の急性痛」がある場合は施術を控え、まず整形外科等の医療機関を受診することが推奨されています。慢性的な張り感の場合は、施術前のカウンセリングで強さ・回避部位を共有することでリスクを下げられます。
Q5. 妊娠中・既往歴がある場合は受けられますか?
妊娠中・術後・循環器疾患・骨粗鬆症などの既往歴がある場合は、業界自主基準として原則「主治医の許可を確認のうえ、サロンに事前申告」が推奨されています。安全性の判断は医療従事者でないと困難であるため、当サイトでは個別の可否判断は行わず、医師への相談を必ずおすすめしています。
参考にした公的情報源
- 厚生労働省「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」(e-Gov法令検索)
- 厚生労働省「医業類似行為に対する取扱いについて」通知
- 厚生労働省 e-ヘルスネット(運動・身体活動関連)
- 消費者庁 不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)解説
- 独立行政法人 国民生活センター 施術関連消費生活相談公開情報
- 公益社団法人 日本整形外科学会 一般向け公開資料
- WHO(世界保健機関) Traditional Medicine Strategy 2014-2023
※各情報源は2026年6月時点で公開されている資料を参照しています。最新の情報は各機関の公式サイトでご確認ください。
