タイ古式マッサージについて
タイ古式マッサージは、
ヨガや指圧、整体などの流れをくむ
タイの伝統医療のマッサージ手法です。
指圧による揉みに加えて、
四肢を曲げ伸ばすようなストレッチもおこない
頭のさきからつま先まで、
からだ全体に施術をしていきます。
「セン」と呼ばれている
体のエネルギーラインを
指圧やマッサージで刺激して、
全身をストレッチで伸ばしながら、
施術をおこない、体のゆがみを治しながら、
血流やリンパの流れを改善していくマッサージです。
タイ古式マッサージを継続的に行うことで、
免疫力アップや自然治癒力を高める効果が期待できます。
歴史は古く約2,500年前に、
仏教と共にタイに伝わり、現在まで受け継がれていて
アーユルヴェーダの影響も受けています。
タイ古式マッサージの施術方法について
タイ古式マッサージは手の平や肘、膝、足など
体のさまざまな部分を利用しながら、
筋肉をゆっくりと刺激しマッサージを行います。
全身のこり固まってしまった筋肉を
ゆっくりとしたスピードでゆるめていくことで
血液循環を促して、自律神経のバランスを整え
人間が本来備えている免疫力や、
自然治癒能力を高める効果をもっています。
またストレッチをしながら、
体をゆっくりとほぐしていくと、
筋肉の柔軟性が高まるので
マッサージを受けた後に、
疲れがたまりにくい体になり、
体質改善が期待できます。
タイ古式マッサージと他のマッサージとの違い
通常のマッサージでは、
こっている箇所の周辺だけを
重点的にほぐしていくことが多いのですが、
その場合ほぐされた部分の筋肉が、
元に戻ろうとする影響で
マッサージを受けた後に、痛みやだるさなど
もみ返しの症状が出ることがあります。
タイ古式マッサージは
こっている部分のみでなく、
全身の筋肉をゆっくりと伸ばしながら、
ほぐしていくので、
ほぐれた筋肉はこってる部分だけでなく
身体全体でゆっくり元に戻ることになり、
通常のマッサージのようなもみ返しも
比較的起こりにくくなっていて、
マッサージの効果も持続することになります。
タイ古式マッサージの施術時間について
タイ古式マッサージの本場タイでは
2時間以上かけてゆっくり施術をするのが一般的です。
タイ古式マッサージコースは60分、90分、120分などが多いですが、
効果を最大限得るためにも、長時間の方がゆったりとできるので
120分のコースがあればそちらをおすすめします。
タイ古式マッサージの効果について
タイマッサージは体のこりや疲れを癒すだけではなく
血流を改善して自然治癒能力を高めることも
タイ古式マッサージの特長です。
血流とリンパの循環を促して、
代謝をアップし老廃物の排出を促進させるので、
むくみやだるさがとれて施術効果が現れてきます。
また繰り返しマッサージを続けていくことで、
基礎代謝も上がっていき、施術をおこなうたびに
だんだんと疲れにくい身体になり、
体質改善が期待できます。
コリの原因は身体の筋肉がが硬くなって、
血流が鈍くなっていることで発生します。
筋肉が硬くなってしまうと体内の圧力が高くなり、
血流を圧迫することにより、
血液が滞りやすい状態になります。
血液が滞ってしまうと酸素不足が起こり、
筋肉を緩める力が弱くなるので、
筋肉が緩みにくくなってしまいます。
タイ古式マッサージは、
筋肉の緊張を取り除くことで
筋肉の柔軟性を高めて血流が促進されることにより
酸素不足を解消し、痛みやコリが、
解消されるという流れになっています。